土地の売却をしたい人必見!敷地内に井戸があった場合の対処法を解説!の画像

土地の売却をしたい人必見!敷地内に井戸があった場合の対処法を解説!

ブログ

初田 英人

筆者 初田 英人

不動産キャリア20年

「頼んで良かった!」そういっていただけるように精一杯がんばります。まずは、ご相談ください!誠実にお答えします。

土地の売却をしたい人必見!敷地内に井戸があった場合の対処法を解説!

所有している不動産を売却したいけれど、持っている土地に井戸が残っている場合、どのように対処するべきかわからずにいるという方も少なくありません。
枯れているかどうかは別として、現代では衛生的な問題から、井戸を使用するケースは少なくなってきました。
今回は、井戸の残っている土地を売却する際の方法について解説します。

弊社へのお問い合わせはこちら

土地売却にあたって知っておきたい!敷地内に井戸があったらどうする?

古くから使用してきた井戸がそのままになっている土地というのも、いまだに存在します。
こういった井戸をどうするべきか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
実は、通常井戸をそのまま残した状態で売却できないため、不動産会社に買い取ってもらうなどの特殊なケースを除いて、井戸は売却前に埋め戻す必要があるのです。
しかし、井戸の埋め戻しはただ土をかぶせて埋めるだけではありません。
住んでいる地域の信仰にもよりますが、古くからの井戸は神聖な場所とされていた場合があるため、埋める際にはきちんとお祓いをしなければならない場合があるのです。
もちろん、お祓いをすることは法的に義務付けられた行為ではありませんので、しなかったからといって特に罰則はありません。
ですが、古くからのしきたりなどが残っている土地の場合は、きちんとお祓いをすることで周囲とのトラブルを避けられます。

井戸の残る土地を売却したい!埋め戻しに関わる責任とは?

なぜ井戸が残ったまま売却ができないかというと、土地に井戸や以前建っていた建物の基礎などの埋設物が残っている場合、地盤の強度が低下し、地震が起きた際に大きな被害が出る可能性があるのです。
もしも埋設物が残った状態で土地を売却してしまうと、瑕疵担保責任に問われるおそれがあるため、注意が必要です。
また、きちんと井戸を埋め戻した場合であっても、売却する際には井戸があったことを情報として告知する必要もあります。

土地売却の前準備!井戸の埋め戻しにはいくらかかる?

土地を売却するために井戸を埋め戻すのであれば、まずは解体の前にお祓いをする必要があります。
この場合、お祓いにかかる費用の相場はいくらかというと、1万円~3万円程度です。
その後、解体業者に依頼して井戸を埋め戻す作業が必要になりますが、解体には通常10万円前後の費用がかかります。
また、井戸があることを知らずに土地を売却してしまった場合、後から売却費用を請求されるケースがあります。
請求された場合、5万円ほどの追加費用を請求されるケースがあるため、注意が必要です。

まとめ

井戸の残っている土地を売却する場合、埋設物とみなされるため、事前に井戸を埋め戻す必要があります。
井戸の埋め戻しには10万円前後の解体費用のほか、場合によってはお祓いなどが必要な場合もありますので、ご注意ください。
京都市の不動産物件(戸建て・土地)探しは有限会社初田屋お任せください。
不動産売買に関する情報で気になる点がございましたら、ぜひご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら

”ブログ”おすすめ記事

  • 遠方の不動産を売却するなら知っておきたい!売却方法や注意点の画像

    遠方の不動産を売却するなら知っておきたい!売却方法や注意点

    ブログ

  • 不動産売却において残置物を残すと起こるトラブルとは?の画像

    不動産売却において残置物を残すと起こるトラブルとは?

    ブログ

  • 不動産会社に売却しにくい狭小地!売れない理由と売却する方法を解説の画像

    不動産会社に売却しにくい狭小地!売れない理由と売却する方法を解説

    ブログ

  • 不動産の売却にかかる期間はどのくらい?早く売るためのコツも知っておこうの画像

    不動産の売却にかかる期間はどのくらい?早く売るためのコツも知っておこう

    ブログ

  • 不動産売却の費用はどれくらい?仲介手数料や印紙税についてご紹介の画像

    不動産売却の費用はどれくらい?仲介手数料や印紙税についてご紹介

    ブログ

  • 不動産売却時の確定申告とは?必要書類や時期などについても解説の画像

    不動産売却時の確定申告とは?必要書類や時期などについても解説

    ブログ

もっと見る