不動産の売却にかかる期間はどのくらい?早く売るためのコツも知っておこう
不動産を売却するときは、できるだけ早く、そして高く売りたいと思うのではないでしょうか。
売却にはさまざまな手続きが必要ですし、買手が見つからないと売れませんから、どのくらいの期間がかかるのか心配な方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は不動産の売却について、平均の期間や流れ、早く売るために知っておきたい方法などをご説明します。
不動産をなるべく早く売却したい!平均ではどのくらいの期間がかかる?
不動産の売却は、基本的に以下のような流れで進めます。
1.相場の調査
2.いくつかの不動産会社に査定を依頼
3.不動産会社を選んで媒介契約を結ぶ
4.販売活動をして買主を探す
5.買主が見つかったら売買契約を結ぶ
6.代金を受け取って引渡し
すべてが終わるまでにかかる期間は、平均3~6ヶ月と言われています。
ただし、買主がなかなか見つからない場合などは、もっとかかる可能性もあるでしょう。
不動産の売却にかかる期間を短くするための方法とは?
不動産を早く売却するためには、適正な価格にすることがポイントです。
利便性の高い立地は人気があるため、多少高くても買主が見つかるかもしれません。
けれども多くの場合は、相場よりも高いと、購入希望者がなかなか現れない可能性があります。
ですから周辺の相場をしっかりと調べて、媒介契約を結んだ不動産会社ともよく相談しながら価格を決めるようにしましょう。
また、適正な価格にしたつもりでも、買手が見つかりにくいことがあるかもしれません。
その場合に効果が大きい対策としては、値下げが考えられます。
ただ、「早く売りたいけど、できるだけ高く売りたい」とお考えの方は、別の方法も試してみましょう。
たとえば、はっきりとしたターゲットを決めること。
立地や間取り、周辺環境などから、どのような家族構成に向いている物件なのかを考えて、その人たちに向けてアピールしましょう。
インターネットやチラシにその情報をプラスすると、探している人の目に留まりやすくなります。
またチラシには、物件情報のほかにも、駅までかかる時間や周辺環境などについて記載すると、見た人がイメージしやすくなります。
チラシは、購入希望者が内見を考えるきっかけになるものですから、詳しい情報をわかりやすく記載するように工夫してみましょう。