不動産売却にかかる平均の期間はどれぐらい?売却の流れを知ろう!
不動産売却は一般的には不動産会社に仲介を依頼し、買い手が見つかれば売却といった流れになります。
気になるのは、どれぐらいの期間で売れるのかということでしょう。
誰もができるだけ早く売却したいものです。
この記事では、不動産売却にかかる平均的な期間や売却の流れを詳しく解説します。
不動産売却にかかる期間は平均で3ヶ月以上必要な場合が多い
不動産を売却しようと考えてから、売却が完了するまでの間は、早くても3ヶ月程度かかります。
早いと2ヶ月で売却できるケースもありますが、長いと半年や1年の期間が必要です。
不動産売却の仲介を依頼する不動産業者を見つけてから売却開始するまでには2ヶ月程度かかります。
売却開始までには、権利関係の書類を集める、境界線を調べる、不動産を査定してもらう、売却額を決めるなど行わなければいけないことがたくさんあります。
売却活動を開始してからは、早いと1ヶ月程度で買い手が見つかります。
不動産の正しい価値を算出するためには、複数の不動産会社に査定してもらい、不動産会社のスタッフが現場を訪れて実際に目で見て査定する訪問査定を行うといいでしょう。
不動産売却にかかる期間を把握したら売却開始から引渡しまでの流れを知ろう
不動産売却の流れは以下の通りです。
●不動産の査定
●不動産会社と媒介契約
●売却活動開始
●購入希望者と価格交渉
●購入者と売買契約
●購入者が手付金支払い
●残金を受け取ってから不動産の引渡し
不動産業者に売り主と買い主の間に入って仲介してもらうために結ぶのが媒介契約です。
媒介契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3つがあります。
購入希望者が現れると、購入価格の交渉をします。
売却を開始してから時間が経っている場合は、値引き交渉に応じるのも期間を長引かせず売却するためのポイントです。
売買契約を結んだ後は、購入者に手付金を支払ってもらいます。
購入者が住宅ローンを利用する場合は、審査に時間がかかるのでここでも時間を要します。
最後に物件引渡しとなりますが、このときに売却額から手付金を引いた残金を支払ってもらいます。