注文住宅の建築中にホームインスペクションを行うことの大切さとは
一戸建てを構えて落ち着きのある生活を始めたいファミリーは多いと思いますが、一戸建てには様々なリスクがつきものです。
最近では、ホームインスペクションなどが浸透し始めていますが、一方で診断を済ませていない場合は、住宅の欠陥や瑕疵などに対する不安も大きいでしょう。
実は注文住宅の場合、建築中だからこそインスペクションがおすすめのケースもありますので、これからマイホームを建てる方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、注文住宅の建築中におすすめのホームインスペクションについて解説いたします。
注文住宅に大切なホームインスペクション 建築中の検査
ホームインスペクションとは、住宅の瑕疵や改修するべき箇所があるかをホームインスペクターと呼ばれるプロが調査を行うサービスです。
建売住宅ではポピュラーな方法ですが、注文住宅では行わない方も多いかもしれません。
しかし、すでに完成した状態の建売よりもこれから建築する注文住宅の方が未然に欠陥などを防ぐことが出来るため、メリットが大きく利用価値は高いです。
第三者機関の公平な立場で診断を行うことが重要なポイントであり、業者側にも事前にインスペクションを行うことを伝えることで、手抜き工事を防ぐことも出来るでしょう。
注文住宅に大切なホームインスペクション タイミング
注文住宅でホームインスペクションを行う際、もう1つ大切なポイントはタイミングです。
注文住宅が完成するまでの期間はおよそ4~6ヶ月ですが、その間どの段階での診断が適切か見極めることは難しいかもしれません。
3つの段階で分けて考えますと、大まかには以下の通りになります。
1.基礎コンクリートを打った直後
2.上棟直後
3.外壁面の断熱材を入れる施工中
個人によって最適なタイミングは異なり、基礎の配筋工事を見て欲しい場合は1の段階で、構造部分の調査は2、高断熱の調査は3の段階の診断が適切なタイミングと言えるしょう。
注文住宅に大切なホームインスペクション 注意点
ホームインスペクションを行う際、注意すべき点もいくつかあります。
まず、住宅を引き渡した後に住宅診断をした場合、瑕疵や欠陥を発見した際にどちらが実費を負担するべきか揉めるケースが多いです。
新築住宅は基本的に10年保証が付いていますが、住宅に破損箇所が見つかった場合に「誰によってつけられた傷」なのか確証を得ることは難しいでしょう。
例えば、子どもが付けた可能性も考える業者側としては対応が難しくなりますし、インスペクションによって得た情報をどこまで信用してよいかも難しいでしょう。
ここで重要となるポイントが、住宅診断調査を依頼することを事前に伝えておくことです。
家を建てるハウスメーカー側に抜き打ちで検査をすれば信頼関係にひびが入りますので、事前に話し合うことで今後の保証についてもスムーズにいくでしょう。
まとめ
建築中の注文住宅におすすめのホームインスペクションについて解説しました。
改修箇所などを発見できるホームインスペクションは、あらゆる面でプラスの効果がありますので、今後のマイホーム生活を安心して始めるためにも是非お勧めです。
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建築条件無しの土地もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
■ホームインスペクションについての記事は以下よりご覧ください■
① 中古住宅を購入する前にチェック!ホームインスペクションとは?
② 最近注目の住宅診断『ホームインスペクション』を行うタイミングは?
③ 中古住宅の購入に大切なホームインスペクション メリットについて解説!
④ 住宅検査に重要!ホームインスペクション事業者の選び方について解説
⑤ 注文住宅の建築中にホームインスペクションを行うことの大切さとは
⑥ 住宅購入に役立つ知識!ホームインスペクションと耐震診断の違いとは?