不動産買い取りで大切なポイントとなる公道と私道について知ろう

重要事項について

皆さんは不動産物件情報をご覧になっている時に『私道負担有』などの文字を見かけたことはありますでしょうか。

実は私たちが毎日利用する道路は、大きく分けると公道と私道の2つに分類されるのですが、その違いについて日頃から意識をされている方は恐らくほとんどいらっしゃらないでしょう。

しかし、この2つの道路の違いを知っておくと、不動産物件の買い取り時にもきっと役立つはずです。


今回は、そんな公道と私道についてお話いたします。


公道はどんな道路?


京都市 五条大橋


まずは公道についてご説明いたします。

公道とは平たく言うと『国・都道府県・市区町村が管理を行う道路』のことです。

例えば、京都市内を通る名神高速道路や第二京阪道路・京都府道15号線などは、いわゆる公道に分類される道路です。

このように、普段利用している道路の多くが公道となっているため、公道についてのイメージは、比較的しやすいのではないでしょうか。


私道とはどんな道路?


続いては私道の説明です。

こちらは『個人が所有する道路や、企業などの団体が所有する道路』のことで、自動車教習所内に造られた練習用の道路などが私道にあたります。

なお、『しどう』と発音すると市道か私道か判別がつきにくい場合がありますので、市道は『いちどう』、私道は『わたくしどう』と発音することも。

市立の学校を『いちりつ』、私立の学校を『わたくしりつ』と呼び分けることと同じですね。


公道と私道はどう区別する?


住宅街


ここまでのお話を読んで「公道と私道の意味は何となく解ったけど、この2つの道路はどうやって区別しているの?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。

特に私道は、所有者が個人でありながら管理は公共機関が行っているというケースも多く、そういった道路は私道ではなく公道に分類されます。

私道は正しい認識を持っていないとトラブルになりやすいため、不動産買い取りを依頼する際は前面道路が公道か私道か、もし私道であればその範囲はどこからどこまでなのか知る必要があります。


とは言え、普通に道を歩いているだけで区別することはできませんので、まずは京都市役所や各区役所にて買い取り予定の物件周辺の公図を閲覧して確認すると良いでしょう。


まとめ


不動産の買い取りにおいて大切なポイントとなる、公道と私道の違い。

京都市で不動産物件の買い取りを行う初田屋では、公道と私道の違いを踏まえた買い取りをサポートいたします。

京都市で不動産買い取りをご検討中の方は、ぜひ初田屋までご相談下さい。

 

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