リースバックを悪用した詐欺の手口とは?契約前の確認事項と相談先をご紹介

リースバックを悪用した詐欺の手口とは?契約前の確認事項と相談先をご紹介

この記事のハイライト
●リースバックを悪用した詐欺の手口には強引な勧誘や高額な家賃設定などがある
●リースバック契約前にメリットとデメリットを理解し希望する期間住み続けられるかを確認する
●リースバックで騙されたときの相談先は「消費生活センター」と「国民生活センター」がおすすめ

近年は、不動産の押し買いを巡る相談が相次いでおり、なかでもリースバックが悪用される被害が増えてきています。
リースバックは、売却後も賃借して住み続けることができるため、まとまった資金を調達する際や何らかの理由で家を手放さなければならない場合に有効とされる制度です。
そこで、リースバックを悪用した詐欺の事例とその手口について、契約前に確認すべき事項と騙されたときの相談先についてご紹介します。
京都府京都市で、不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

リースバックを悪用した詐欺の手口とは?

リースバックを悪用した詐欺の手口とは?

リースバックは、自宅を売却したあとも賃貸契約をおこなうことで、今の家に住み続けることができる不動産活用手法の1つです。
詐欺に遭わないためにも、どのような詐欺の手口が増えているのか、把握しておきましょう。
ここでは、リースバックを悪用した詐欺の手口を3つご紹介します。

事例①強引な勧誘による契約

1つ目の事例は、悪質業者による強引な勧誘により契約してしまうようなケースです。
長時間にわたって居座り、「早く決めないと売れなくなる」などと不安を煽り、その場で契約させる手口です。
このケースでは、リースバックの良い面しか伝えていないことも多く、契約を急がせてくる傾向があります。
とくに、高齢夫婦などの二人暮らしをターゲットに、強引な勧誘をおこない無理やり契約を進めてしまう悪質なケースがあります。

事例➁売却価格が低い

2つ目の詐欺の事例としては、売却価格が低いケースです。
一般的にリースバックによる売却価格は、市場価格の60~80%とされています。
これは、リースバックをおこなう会社が利回りを重視して購入するためです。
しかし、悪質業者のなかには、この仕組みを利用して大幅に売却価格を下げて提示してくるところもあります。
このケースでは、売却価格の根拠を説明しないまま契約を迫ることが多いでしょう。

事例③家賃が高い

リースバックにより自宅を売却したあとは、賃料を支払いながら住み続けることになります。
賃料も利回りを重視して設定されるため、一般的な賃貸物件よりもやや高めです。
しかし、悪質業者によっては、この賃料を高額に設定しているケースも見られます。
このケースの場合も売却価格と同様に、きちんと説明をしないまま契約をさせられるといった手口です。
家賃負担を十分に理解しないまま契約を結んでしまうと、家賃を支払うことができず滞納による強制退去につながる恐れもあります。
このように、不動産の押し買いを巡る詐欺では、とくにリースバックがターゲットにされやすいため注意が必要です。

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リースバックによる詐欺に遭わないために契約前に確認すべき事項

リースバックによる詐欺に遭わないために契約前に確認すべき事項

リースバックによる詐欺に遭わないためには、リースバックの仕組みをしっかりと理解しておくことが大切です。
ここでは、リースバックの契約前に確認すべき事項を解説します。

①契約を急がされていないか

前述したように、悪質な業者は、きちんと説明をしないまま急いで契約をさせようとします。
正当なリースバック業者は、契約を急がせたり強引に勧誘・営業したりすることはありません。
強引な勧誘をおこなってくる業者は、利用者が不利になるような契約を無理に結ばせてくることも多いのが特徴です。
リースバックの利用は、今後の生活に大きく影響を与える決断です。
それにも関わらず、契約を急がせるような強引な勧誘・営業をする業者は信用できないため、その場での契約は避けるのが賢明でしょう。
なお、一般的には悪質な勧誘被害を受けた場合には、一定期間内であれば契約を解除できる「クーリング・オフ」が利用できます。
しかし、リースバックの場合は、利用者が売主側となっておこなう取引のため、基本的にクーリング・オフ制度を利用することはできません。
一度契約を進めると、強引な勧誘による契約だからという理由では、簡単には撤回できないため注意しましょう。

➁リースバックのメリットとデメリットを理解しておく

リースバックは、自宅の売却時によりまとまった資金が得られるだけでなく、その後も住み続けられるメリットがあります。
一方で、売却価格が低くなりやすく、かつ家賃が周辺相場よりも高くなりやすい点がデメリットです。
しかし、資金調達が急務といったような場合だと、デメリットを理解しないまま契約をしてしまうケースが見られます。
リースバックの詐欺に遭わないためには、良い面だけでなくデメリットやリスクについてもしっかりと理解しておきましょう。
また、希望する期間きちんと住み続けられる契約になっているかも確認しておくことが大切です。

③家族と相談してから契約をおこなう

リースバックは、業者と所有者本人で契約できるため、ご自身のみで決めることが可能です。
しかし、詐欺によるトラブルを回避するためにも、家族に相談し話し合ってから契約するかどうか決めましょう。
「すぐに契約しないと損をする」といった営業のやり口は、利用者が不利益を被るケースが多いため、自分が納得できるまでは契約しないという姿勢が大切です。
そのためには、しっかりと時間かけて検討することをおすすめします。

④優良なリースバック業者を選ぶ

リースバックを契約する際は、リースバックの取引実績があるか、信頼できる業者であるか確認しておくことが大切です。
リースバックを提供している業者は多く、なかには取引実績が豊富なところもたくさん存在しています。
詐欺に遭わないためには、広い視野をもって検討し、信頼できる業者かどうか見極めることが大切です。

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リースバックで詐欺に遭った際の相談先

リースバックで詐欺に遭った際の相談先

もし、リースバックで詐欺に遭った場合、どこに相談すれば良いのでしょうか。
ここでは、相談先として2つをご紹介します。

相談先①消費生活センター

詐欺に遭った、あるいは騙されているか不安に感じている場合は、消費生活センターに相談してみましょう。
消費生活センターは、地方公共団体によって構成されている行政機関です。
全国に約850か所設置されており、消費生活に関するあらゆる相談や苦情を受け付けています。
詳しくは、各都道府県のホームページからご確認ください。

相談先➁国民生活センター

消費生活センター以外にも、国が運営している相談窓口の国民生活センターもあります。
国民生活センターでは、リースバック関連はもちろんのこと、さまざまな相談に対して適切なアドバイスやサポートをおこなっているのが特徴です。
国民生活センターは、消費生活センターとサービス内容は同じですが、土日祝日も対応している点が大きく異なります。
そのため、平日は仕事という方は、国民生活センターを利用すると良いでしょう。

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まとめ

リースバックの仕組みを利用し、しっかりと説明をしないまま強引に契約を進める悪質業者による手口が増えてきています。
詐欺に遭わないためには、リースバックのメリットやデメリットを把握するだけでなく、売却後もきちんと住み続けることができる契約になっているか確認しておく必要があります。
仮に、詐欺に遭ったり騙されたと感じた場合は、すぐに消費生活センターや国民生活センターに相談するようにしましょう。
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有限会社初田屋

京都市北区上賀茂の地において、昭和43年創業の初田塗装店を前身として永く営業している不動産売買の会社です。
創業時より携わってきた住宅建築・改装工事で培った経験を活かしお客様へより良いサービスを提供するため、平成17年1月より有限会社初田屋と法人化し、自社による不動産買取・新築分譲の販売を始め現在に至っております。

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